小細胞肺がんの症状

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小細胞肺がんの症状

 

肺がんの初期症状としての咳や痰、息苦しさなどの気道の様々な影響が出やすい癌の一つが小細胞がんです。

 

小細胞がんは気道上皮でも腺上皮でも肺胞上皮でもなくて、神経内分泌細胞と呼ばれる類の細胞ががん化したものであると考えられています。

 

小細胞がんの病理組織画像
画像はWikipedia commonsより

 

 

喫煙の影響で発生する物がほとんどであるという点で、扁平上皮癌と双璧をなすものです。

 

中心性の発症をするというところもやはり同じ部類ですね。

 

 

しかし、肺がんの中で一番進行が早くて、多くの場合は進行した状態で見つかりやすいのが小細胞がんになります。

 

浸潤するスピードも転移するスピードも速いので、見つかった時にはステージ3期以上になっていることも少なくありません。

 

ですから小細胞がんで手術適応になることはまれです。

 

 

ただし幸いなことに、抗がん剤への反応性は良い方なので様々な抗がん剤での治療が試みられています。

 

基本的にはシスプラチンなどの白金製剤とイリノテカンの組み合わせが最初に試みられますが、タキソール、エトポサイド、アムロビシンなどにも反応します。

 

(2000年頃まではシスプラチン+エトポサイドが定番でした。)

 

 

イリノテカンは小細胞がん治療の標準なので、それが効かなくなるとあきらめる人もいますが、様々な組み合わせで回していくことで再び奏功するようになることもあるので、しつこく戦うのが良いと思います。

 

もちろん、一番大事なのはQOLなので、副作用で苦しむようであれば抗がん剤をやめる選択もありだと思っていますが。

 

ある程度進んだ症例では、放射線治療を化学療法と併用します。

 

 

この場合、基本的には目指すのは癌の縮小や消失ではなくて、大きくしないことになります。

 

QOLが保たれて癌と共存して長生きできるのが一番の理想です。

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