肺がん 腺癌

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肺がん 腺癌の初期症状

 

このサイトで頻繁に出てくる肺野型で初期症状のほとんどない肺腺がん、この病気について少し詳しく見てみましょう。

 

肺腺癌は肺胞上皮、気道上皮、粘液腺上皮などの腺上皮細胞に由来するがんです。

 

発症の誘因としてはやはりタバコ、喫煙の影響が強く示唆されています。

 

 

でも、扁平上皮癌や小細胞がんなどのほかの肺がんと異なり、一部の患者さんではタバコと関係なく腺がんが発生することが知られています。

 

女性に発症しやすくて、人種により起こりやすい遺伝子変異が異なることが知られていますから、ホルモン支配を受けやすい、あるいは先天的にその要素を持つ人で発症しやすいと考えられます。

 

基本的には、上皮細胞が隣り合った細胞との接着構造が壊れても死ななくなるような変化で合ったり、接着する基底膜という構造から離れても増殖できるような変異であったりします。

 

どういう遺伝子変異で、ということは患者さんにしてみたらどうでもいいことですね、省略します。

 

 

このサイトで何度も書いていますが、肺腺癌は比較的深いところで発生するがんなので、大きくなるまで症状が出にくいことが多い困った癌です。

 

レントゲン検査などでは扁平上皮癌よりも発見しやすいので検診での発見率は高いのですけれども。

 

 

また、腺がんには病理組織検査で見たときにがん細胞の面構えによっていくつかの分類があります。

 

なんのためにそう言う分類をするかというと、その分類によって予後が変わるか、抗がん剤の効きが変わるか、転移しやすさが変わるか、増殖スピードが変わるかということに指標を付けたいからです。

 

指標を付けることができればそれぞれの癌に対して一番適切な治療方法を選択できますからね。

 

 

最近ではがんの遺伝子変異を調べることで、その変異の型に特化した治療法を適用するということも行われるようになってきています。

 

そのために分子病理診断という言われ方もしますね。

 

術後のがんの病理検査はそういう意味でとても重要ですし、バイオプシーも大事なのです。

 

将来的には肺腺癌の治療方法がもっと進むことを期待しています。

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