肺がん レントゲン 画像

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レントゲン画像での影の見落とし

 

肺がんが定期健診のレントゲン画像で指摘されることはしばしばあります。

 

ところが、景気の悪い企業において、レントゲンはしばしば若い人の健康診断の項目から取り除かれることがあると聞いたことがあります。

 

法律的にそれではいけないんじゃなかったのかなと思いつつ、そんなこともあるのかと思うとちょっと暗たんたる思いになります(どうやら非正規雇用にして労働時間を制限することでいろいろと福利厚生負担を減らせるというのがあるようですね)。

 

 

さて、レントゲン画像診断でいったいどのぐらい効率よく初期の肺がんが見つかるのかという話ですが、2p以下の肺がんはしばしば見逃されますが、3cm以上になるとすぐに見つかります。

 

そんなことでいいのかと思われるかもしれませんが、レントゲン画像を見る医師の側は2時間で百枚以上を見て所見も書かされるるなんてことをやらされたりするので、一枚当たり10秒〜20秒程度での診断になります、ということは小さいものは目に留まらない可能性はあります、ってこんなこと書いていいのかな?(・_・;) 

 

 

2p以下の影で大き目な血管とダブって見えてるようなのはすっ飛ばされます。

 

数秒の画像診断ではよほどクリアカットに癌の雰囲気を醸し出している影以外は印象に残らないのです。

 

実際に怪しいものを全部拾っていると要精密検査の人の数が爆発的に上がりますが、偽陽性の方が非常に多くなるのも事実です。

 

それだとスクリーニングの意味がないですしね、そこのところ、コストパフォーマンス、医療費との兼ね合いが最も大きく影響する部分です。

 

 

ヒトの命は金で買えないだろうというのはおっしゃる通りです。ですが、それでは、偽陽性も高確率で含まれていると思われる疑わしき集団をすべて要精密検査とした場合、その精密検査にかかる個人の負担(お金と時間)、国の負担(主にお金)を上げてもいいのかという問題も出てきます。

 

莫大な費用が掛かります。

 

また、指摘されるたびに数回仕事を休んで病院で何時間も待って精密検査された挙句に「癌じゃないよ」と言われるのも気持ちの良いものではないですし。

 

・・・なんか脱線しましたね。

 

 

ともかく、現状の年に一度の集団検診におけるレントゲン画像診断による肺がんのスクリーニングは十分に有効に機能していると思います。

 

きわめて初期のものが見落とされるとしても、だからと言って毎年受けない理由はありません。

 

被ばく量もCTなどに比べれば非常に少ないですしね。

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