肺がんの初期症状 肺野型

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肺野型の肺がんを見つけるには

 

肺野型の肺がんという言葉をご存知でしょうか?

 

 

肺がんにはその出来方でいくつかの分け方があります。

 

まずは切除する外科医側からの目線で分類したものです。

 

これには非小細胞がん、小細胞がん、転移性肺がんという大まかな三つのくくりがあります。

 

また、肺がんのできやすい場所で分けるくくり方もあり、これは肺門型と肺野型、あるいは中心性と末梢性という二つにくくられます。

 

だから3x2=6通りの分類があるように見えますが、実はそれぞれの癌のできやすい場所はほぼ決まっているので、分類はもっと簡単になります。

 

 

一般的に、肺野型のがんの大部分は非小細胞がんの中の腺がんであり、末梢性です。

 

肺野型のがんの初期症状の特徴は、なにもないことです。

 

・・・そうです、症状がほとんど何もありません。

 

だからこれを見つけるためにはレントゲン検査などの画像診断が非常に重要になります。

 

何も症状がなくても定期的にす針するように進められるのはこれが理由です。

 

犬の嗅覚からヒントを得て呼気中のVOCレベルを測ることで肺がんを検出する試みがなされていますが、そちらも早く実用化できるといいですね。

 

 

 

気づいた時には進行してしまっているというものが多いのが肺野型の腺がんです。

 

このため、外科手術が間に合わずに放射線か抗がん剤による化学療法を選択することが多くなります。

 

化学療法に関して言えば、腺がんの一部に非常に良く効くことのある抗がん剤が開発されています。

 

イレッサというもので、これは腺がんの一部に認められるEGFRという分子(上皮成長因子受容体というもので肺胞上皮の増殖に関係するもの)の中に起こった点突然変異のある腫瘍の増殖を効果的に抑えることができます。

 

日本人女性の腺がんはこの変異を持つことが多いので、うまいこといけばかなり効果的に抑えることができます。

 

 

残念ながら、イレッサには間質性肺炎という致死的な副作用があり、これが出る人はその時点で使用中止せざるを得ません。

 

その副作用の発生率は1〜2%です。

 

これ、実は他の抗がん剤でも発生する副作用であり、発症率もそれほどイレッサが高いというものではありませんが、発売当初はそれが認識されていなかったために、間質性肺炎の徴候を観察することがあまりなされずに、結果としてたくさんの人がこの副作用で苦しみ、亡くなってしまったのは有名な話です。

 

でも、的確に使えば有用な薬です。

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